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日本語: 海上自衛隊は、令和４年１２月１７日（土）から２２日（木）に引き続き、２３日（金）から２７日（火）にかけて、中国海軍クズネツォフ級空母「遼寧」（艦番号「１ ６」）を含む複数の中国海軍艦艇が、以下のとおり太平洋上の我が国周辺海域において航行していることを確認した。

日時 位置 確認された艦艇

１２月２３日（金）午後８時頃 北大東島の南約６４０ｋｍ クズネツォフ級空母「遼寧」（１６） ジャンカイⅡ級フリゲート（５４２） レンハイ級ミサイル駆逐艦（１０４）

１２月２４日（土）午前１時頃 沖ノ鳥島の南約８７０ｋｍ クズネツォフ級空母「遼寧」（１６） ジャンカイⅡ級フリゲート（５４２） レンハイ級ミサイル駆逐艦（１０４）

１２月２５日（日）午後８時頃 沖ノ鳥島の南東約６７０ｋｍ クズネツォフ級空母「遼寧」（１６） ジャンカイⅡ級フリゲート（５４２） レンハイ級ミサイル駆逐艦（１０４） フユ級高速戦闘支援艦（９０１）

１２月２６日（月）午後８時頃 沖ノ鳥島の南西約２５０ｋｍ クズネツォフ級空母「遼寧」（１６） ジャンカイⅡ級フリゲート（５４２） レンハイ級ミサイル駆逐艦（１０４） フユ級高速戦闘支援艦（９０１）

１２月２７日（火）午後８時頃 沖大東島の東約２７０ｋｍ クズネツォフ級空母「遼寧」（１６） ルーヤンⅢ級ミサイル駆逐艦（１２０） ジャンカイⅡ級フリゲート（５４２） レンハイ級ミサイル駆逐艦（１０４） フユ級高速戦闘支援艦（９０１）

※ 確認された艦艇欄の括弧書きは艦番号を示す。

また、１２月２３日（金）、２６日（月）及び２７日（火）に、中国海軍クズネツォフ級空母「遼寧」の艦載戦闘機によるもの約４０回及び艦載ヘリによるもの約４０ 回、計約８０回の発着艦を確認した。これにより、１２月１７日（土）から２７日（火） までに確認した我が国周辺海域での発着艦の実績は、計約２６０回となった。

※ 四捨五入により、内訳と計は必ずしも一致しない。

なお、中国海軍クズネツォフ級空母「遼寧」は、１２月１６日（金）に沖縄本島と宮古島（沖縄県）との間の海域を南下したものである。

防衛省・自衛隊は、海上自衛隊第１護衛隊所属「いずも」（横須賀）及び第５護衛隊所属「ありあけ」（佐世保）により、情報収集・警戒監視を行った。また、艦載戦闘機の発着艦に対し、航空自衛隊の戦闘機を緊急発進させる等を行い対応した。